<園見学前の注意点>
1. 訪問の日時を約束し、厳守する
保育所の場合、昼寝の時間があり、いつでもというわけにはいかないことが多いので、園の決まりに従います。「いつでも」という園の方が平常の様子はよくわかりますが、保育所側からの注意事項があれば、しっかり守るようにしましょう。
2. 持参物などに留意する
保育所では低年齢の子は裸足で生活することが多く、床は清潔を保つようにしています。見学者も、靴下で歩いてもよいようにしていくといいでしょう。また、服装は動きやすいもので。筆記具も持参しましょう。
3. 迷ったときは納得のいくまで検討する
迷ったときは夫婦で納得のいくまで話し合ったり、見に行ったり、園から話を聞いたりしましょう。保育所の場合、送り迎えは両親や身内の協力を得ることも多いので、まわりの人ともよく話し合って決めるとよいでしょう。
出典: 子育てインフォ
★保育園の見学ポイント!保育士と子供の様子について
保育園への入園を検討されている方は、事前に見学を行い、保育士の様子を見ておくと良いでしょう。子供に対しどのような接し方をしているのか、叱るだけでなくほめる、認めるなどしているのか。また身だしなみも重要です。髪型やつめなど、子供と接する上で衛生上問題ないか確認しましょう。そして在園中の子供たちがのびのびと過ごすことができているのか、我が子の雰囲気に合っているのかも、保育園を選ぶ際には見ておくべきポイントです。
★保育園の見学ポイント!施設の様子、方針について
もう1つ保育園の見学で重要視しておきたいのが施設です。園庭の広さはどうでしょう。遊具はどのくらいありますか。子供たちはそれらを使いこなすことができているでしょうか。また壊れた遊具がそのままになっていないか、安全面への配慮も確認しておきましょう。そして保育園は1日の大半を子供が過ごす場所です。園の教育方針がご家庭の方針と合致しているのかを見極めましょう。方針がばらばらですと子供が混乱し、保育園になじめなくなってしまうと大変ですからね。
★保育園を見学する場合にチェックしておきたい注意点とは何か
保育園を見学する時には、いくつかの注意点を考慮しておくことが大切です。まずは、スリッパやメモ帳など、持ち物を忘れないようにしましょう。保育園内は土足禁止ですから、スリッパなどの上履きが必要です。また、身だしなみに配慮した服装を心がけるべきです。ジャケットを着用すれば、礼儀正しい雰囲気を醸し出すことができます。尚、子どもを連れて行く場合には、動きやすい服装を選びましょう。園内で遊ぶ機会がある時に、思い切り体を動かせます。
★ドキドキの保育園見学!質問するときの注意事項は?
いよいよ子供が保育園へ入園する4月。4月に向けて保育園を決めるのに大事な保育園見学に行ってみましょう!
保育園は競争率が高くて、見学しても自分で必ず選べるわけじゃない!と思うのもわかりますが、ママも初めてだからいろんな不安や期待もたくさんありますよね。
もちろん子供もそれは同じです。子供自身が不安を感じないよう、まずはママが見学に行って保育園の雰囲気や楽しさを伝えてあげましょう。
不安なことがあるなら質問して実際の話を保育園で聞いてみたら良いですね!今回は、質問をする際に注意したほうがいいことをご紹介します。
★保育園見学の前にしておくこと
保育園に見学に行って質問することはもちろん大事ですが、事前に確認できることは自分で調べておき、考えをまとめておきましょう!
ママとパパで別々のことを思っている場合もありますので夫婦で必ず話し合っておくことが大切です。
①保育方針を確認する
今までの子育てで大事にしていたこと、これから大事にしていきたいことを夫婦で話し合っておきましょう。
事前に保育方針が分かることによって、園の見学に行くか行かないかの判断も出来ます。
②生後いつから預けたいか確認する
今は待機児童が多いといわれていますが、現状では低年齢の待機児童が多いです。市区町村の保育課(福祉課)でわかることが多いので、窓口に問い合わせてみましょう。
③通園手段を確認する
子供を送っていくのはママ?パパ?どうやって園まで行くか。電車で行く場合は通勤ラッシュの時間と重なっていないか確認しましょう。
子供に無理のない通園時間か、なども確認してみた方が良いですね。
④保育料を確認する
保育料は保育園ではなく、認可保育所の場合は家庭の収入によって自治体で決められています。自治体の窓口に問い合わせて事前に確認しておきましょう。
★保育園で質問するときに注意すること
質問しない方が良いことや気を配ることなど、質問するときは注意しながら聞くことが必要です!もちろん事前にまとめておくのは大切ですが、いろいろなことに注意しましょう。
★パンフレットなどに書かれていることは質問しない
大抵の保育園では、園の紹介の要覧やパンフレットを最初に渡してくれます。目を通し、質問したいと思っていた内容がすでに書かれていた場合にはその質問は控えましょう。
こちらからの質問も減りますし、書かれていることを二重で聞いてしまうことを防げます。
★園の時間の余裕を見て質問をすること
たくさん聞きたいことがあるからといって、次から次へと質問をぶつけてしまっては、担当の方の迷惑になります。
個人で見学にいった場合は、子供の状況など細かな質問をすることも可能ですが、集合説明会の場合などは担当の方がどれくらい質問時間を持ってくださっているか、確認をしましょう。
もし時間が足りなかったり、聞き忘れたことがあっても、後で電話をすれば、教えてもらえるのでご安心を。
★他の保育園と比較しているといった発言は避ける
他の園ではこうだったんですが、こちらではどうですか?といった他の保育園と比較するような発言は避けたほうが無難です。
もちろん、様々な保育園との比較は大事ですが、それを実際わかるような形で質問してしまうと、園の方も気分を害しますので、注意が必要です。
★できるだけたくさん見学してみましょう
慣れない保育園の見学。少ない時間の中でその園がいいかどうかを見極めるのは難しいものです。だからこそ、あらかじめ、質問内容をまとめておくことをおすすめします。
また、通う可能性がある保育園はできる限りすべて見学してみましょう。たくさん見学し質問をする中で、保育園に対して自分が求めるものがはっきりしてくることも多いです。
しっかり見極めて、希望の保育園を見つけましょう!
出典: mamari
<保育園見学の5つのチェックポイント!わが子を安全に楽しく通わせるために>
待機児童がとても多い今、職場復帰までに何とか保育園を見つけなきゃ!と「保活」に奮闘しているママも多いですよね。ついつい、入園させることをゴールに考えてしまいがちですが、その後、子どもたちが安全に楽しく通えるかどうかもすごく大事です。保育園の見学に行った時、何をチェックすれば良いかをまとめてみました。
★見学に行って、各保育園の違いを見つけよう
保育園とひとことで言っても、認可保育園、認証こども園、小規模保育など種類もいっぱい。
入園案内に、保育方針や保育時間、入園可能年齢などの基本的な事は載っていますが、読んでいるだけでは、どの保育園も同じような事を書いていて、違いを見つけにくいかもしれません。
ぜひ、気になる保育園をいくつかピックアップして、見学に行ってみてください。
施設見学では、この5つを忘れずにチェック!
それでは、保育園の施設見学でしっかりチェックしておきたい5つのポイントを紹介します。
1.園の設備 〜園庭の有無、広さ、安全性など
最近は規制緩和が進んで、一戸建てやマンションの一室、高架下に設置されている保育園も増えてきています。
そのため、設備も園によって大きく違います。
例えば、園庭がない、極端に狭い、屋上に設置されている所などまちまちです。
それを頭に置きながら、屋外や室内で安全に遊べるスペースがどのぐらいあるのか、室内は掃除が行き届いて清潔か、窓を開けられる環境かどうかチェックしましょう。
2.園の周りの環境 〜公園や近くの保育園はあるか〜
園庭がなかったり、広さが不十分な保育園は、みんなで近くの公園にお散歩に出かけることになります。
公園まで遠すぎないか、安全に歩ける環境かどうか、近所を歩いて確認しておきましょう。
保育園がたくさんある地域では、ひとつの公園に複数の保育園が散歩に来ていて、好きな遊具で充分遊べない場合もあります。
時間があれば、散歩の時間帯にその公園を見に行ってみるのも手です。
3.保育士の雰囲気〜預けても大丈夫かどうか〜
子どもは、大人がピリピリイライラしていると敏感に察知してしまいます。
保育士がいつも笑顔で接しているか、焦らせるような言葉をかけていないかどうか、子どもとのやりとりを聞いてみてください。
加えて、親からのちょっとした子育ての悩みにも答えてくれる保育士だったら、ママも安心。
若い保育士だけではなく、ベテランもバランスよく配置されているかも大事です。
そして、長い髪の毛を結んでいない保育士、アクセサリーやネイルをしている保育士はいませんか?
「わが子がこの保育士に抱っこされても、安心かな?」と考えながら見てみましょう。
4.毎日のプログラム 〜園での過ごし方〜
英語、リトミック、体操、絵画、そろばん、幼児教室など教育系のプログラムを熱心に行う保育園も多くあります。
保育士が指導するのではなく、外部から講師を招いて、授業を行っている場合も。
小さいうちにさまざまな学習を通じて、能力を伸ばすことができるのは、大きなメリットです。
一方、教育系プログラムが組み込まれている分、自由遊びの時間が少ない保育園もあります。
もし厳しい教育をする園に入ると、保育園が苦痛になったりする可能性もないとはいえません。
子どもの性格も考慮して、保育園でどこまでの教育をさせたいのか考えながら、園での過ごし方を確認しておきましょう。
5.食事やおやつ 〜内容にこだわりたいママは要注意〜
働くママにとっては、毎日のお弁当づくりは大きな負担。
園に給食があるかどうかも大きなポイントです。
外部の業者から仕出し弁当のようなものが届く形式か、園にある給食室で作っているかで、子どもたちが食べる時の温度も変わってきます。
特に業者からの弁当は、揚げ物が多すぎないかも大切です。
園に給食の写真を見せてもらうといいでしょう。
また、アレルギーのある子どもには、除去食を提供できる園とお弁当が必要な園という風に対応も分かれるので、要確認です。
中には、おやつも手作りのお団子やゼリーなどを食べさせているのではなく、市販のスナック菓子などを出しているところも。
園の食事に対しての方針が親と違っていると、ママにとってもストレスになります。
親として、食事の質にどれぐらいこだわるのか(こだわらないのか)、頭の中を整理してみましょう。
★園庭開放なども活用して、本当の様子を見極めよう
保育園を見学したいときは、直接連絡するのが一般的ですが、園によっては、地域の子どもたちとママのために園庭開放を行ったり、ベビーマッサージや手遊びなどの教室を開いています。
通っている子どもたちの様子や園の設備などをゆっくりと確認する良い機会です。
お住まいの自治体が発行している子育て情報誌に日程がまとめてある場合も多いので、一度、役所のホームページなども確認してみてくださいね。
保育園を見学してみて気になったことは、ささいなことでも遠慮せずに聞いてみましょう。
質問に対して、園側が答える内容ももちろん大事ですが、快く質問に答えてくれる「保育者としての温かさ」も大切です。
出典: cuta
★保育園見学で絶対見るべきポイント
●見学は必須
「保育園入園の競争率が高くて、見学しても選べるわけじゃない!」と怒る気持ちはわかります。
でも、わが子が1日を過ごす場所になるので、認可・認可外を問わず、申し込む前に自分の目で確かめてください。また、認可の入園選考の結果が出るころには、思わぬ選択を迫られる場合もあります。希望順位を決めておくためにも、見学は有効です。
保育園の見学は、電話で申し込みます。保育施設の見学は当たり前になっているので、遠慮しないで、「○月に保育園入園を希望しておりまして、見学をさせていただきたいのですが」とお願いしましょう。
見学ツアーを組んでいる園もあります。
見学に行って見ても、何がいいのか悪いのかわからないと感じている人は多いでしょう。保育園の「質」というと、とても難しい話になってしまうのですが、私は図のような4つの側面があると思います。
●育の質を見極めるチェック項目
たくさんの認可・認可外保育園を見てきた私の経験をもとに、この4つの側面に分けて見学のポイントを書き出してみましょう。
「保育園を考える親の会」でもチェックポイントをまとめているので参考にしてください。(http://www.eqg.org/oyanokai/hoikukiso_checkpoint.html)
(1)子どもの命や健康が守られる質
子どもの命を預かる施設として、いちばん基本的なことです。
□ 室内のようすは安全が配慮されているか。0~1歳児と2歳以上児は、部屋が分かれているか。
□ 地震で家具が倒れたり、上から物が落ちてきたりするような状態になっていないか。
□ 2階以上の保育室では避難路は確保されているか。
□ 施設内が清潔か。(古くても掃除や整理整頓がされているか)
□ 0~1歳児のSIDS(乳幼児突然死症候群)対策はできているか。
*「SIDS対策はどうしていますか?」と聞いてみよう。うつぶせ寝はさせない、どうしてもする場合はそばについている、定期的に呼吸のチェックをするなどの対策が一般的に行われているはずです。
□ 食事の献立表(見せてもらう)は栄養バランスが考えられているか。
□ 調理室は衛生的か。人数分の食事をつくる設備になっているか。
●人手が足りているか?
(2)子どもが心を安定させて生活できる質
子どもがさびしがらずに保育園で楽しく生活してくれることは、何よりも親の願いです。そのためには、保育者との関係がいちばん重要。保育者が子どもを受容し、愛情をもってかかわってくれることで、子どもの心は安定し、保育園でのいろいろな活動や遊びを楽しめるようになります。
□ 保育士は子どもに愛情をもって接しているか。
□ 保育者は、子どもを激しく叱ったり、手を引っ張ったりして乱暴に扱っていないか。
□ 保育者は、子どもが泣いたり要求したりしたとき、子どもにやさしく向き合っているか。(人手が足りなかったり新米の保育者ばかりだと、この対応が十分にできていないことがある)
□ 保育室が狭すぎたり喧噪だったりして落ち着かない状態になっていないか。
(3)子どもの発達を促す(教育)
乳幼児期の教育は、ずばり、子どもが自分からめいっぱいやる気になって遊ぶように仕向けることです。夢中で遊ぶことが、この時期の子どもの発達を最もよく促すからです。保育者はそのための環境を工夫したり、子どもに働きかけたりします。幼児クラスでは、集団での遊びや活動も大切な要素になります。
□ おもちゃや絵本などが十分にそろっている(赤ちゃん期を過ぎたら、子どもがおもちゃを自由に取り出して遊べる環境が望ましい)
□ 外遊びがたくさんできる環境があるか。砂場はよく使われているか。
*園庭がない園は、戸外遊びや夏の水遊びをどうしているか確認。
□ 幼児ではごっこ遊びをできる環境があるか(おもちゃやコーナーなど)
□ 実際に子どもたちはたくさん体を動かして楽しく遊んでいるか。
*幼児クラスは午前中に一斉保育(みんなで同じことをやる保育)の時間がある園が多いが、それ以外の時間帯に子ども同士で自由に遊ぶ時間も保障されていることが大切。
*子どもを整列させたり椅子に座らせたりする時間が長い保育、習い事的な保育内容は、乳幼児期の教育として必ずしも効果的でないことを知っておこう。
●「子育ての相談」でわかる園のスタンス
(4)保護者と連携し支援する質
子どもが入園すると、保育園とは一緒に子育てをする関係になります。保護者も保育園を理解し保育に協力する必要がありますが、保育園も保護者の仕事や生活を理解し応援してくれていなければ、うまくいきません。
□ 母親が働くことを応援してくれているか。仕事の事情などに柔軟に対応してくれそうか。(園長などとの会話や掲示されている園だよりなどから感じられる)
□ 連絡帳はあるか。
*3歳児クラス以降は連絡帳がなくなる園もあるが、代わりにどんな連絡手段をとっているのか確認。
□ 保護者懇談会、個別面談、保育参加(保育参観)などが行われているか(子どものようすや保育内容についてよく伝えてくれるほうが安心)。
□ アレルギー対応、冷凍母乳その他、対応してもらいたいことがある場合は相談してみよう。
□ 「アレルギー対応には医師の診断書が必要です」「座薬は預かれません」など、厳しくても子どものために必要なことは、保護者にきちんと伝える。
当日渡される保育園の「入園のしおり」などの資料からわかることもあると思いますが、全部を確認するのは難しいかもしれません。
あまり細かいことに気を取られてしまうと、全体の印象がわからなくなることもあります。園長先生はいい人だったか、クラスの先生は快く見学させてくれたか、子どもたちの表情など、全体的な印象も大切です。
案内してくれる先生には、何でも思い切って質問してみましょう。子育ての相談などもしてみると(おむつはずしはどうしたらいいのかなど)、保育園の考え方がわかります。子どもの発達過程をふまえた専門性のある説明ができるかどうかでも、その園の質がわかります。
出典: President Woman
★保育園の見学ポイント
保育園は子どもが多くの時間を過ごす大切な場所です。自治体や保育園の資料に書かれている内容だけで判断するのではなく、必ず見学を行って自分の目で確認しましょう。見学のポイントは大きく8つあります。全ての条件が揃うことは難しいので、あらかじめ家庭での優先順位を確認した上で見学を行うと効率的です。文末に「保育園見学ポイント・チェックリスト」を用意してあるので、上手く活用しましょう。
見学の時期認証保育園や無認可保育園は申し込み順に予約を受け付けるケースも多いので、保育園の見学は余裕を持って早めに行いましょう。
●保育園の見学!8つのポイント
見学ポイント1:立地・施設
見学しないと分からないポイントのひとつが「施設の設備」です。子供たちが過ごす場所として安全で清潔な環境となっているか、どのような玩具や絵本があるか見てみましょう。また、子供の成長のためには外遊びの時間が欠かせません。保育園施設内に園庭があるか、ない場合は代替として利用している近所の公園があるか確認してみてください。
保育園から自宅までの距離・所要時間も重要なポイントです。保育園によっては駐車場や駐輪場のスペースを設けているところもありますが、スペースの都合上、自転車やベビーカーを置くことが禁止となっている保育園もあります。その場合は自宅に一度帰る必要が出てしまうかもしれません。通勤時間にも大きく影響するので、必ず見学時に確認しましょう。
見学ポイント2:先生・事務員・園児
子供は保育園で多くの時間を先生や事務員の方と一緒に過ごします。先生が保育園の方針などをしっかりと説明してくれるかどうかは重要なチェックポイントです。また見学時に事務員の方も含め、みなさんが気持ちよく挨拶してくれると安心です。また、保育時間内の見学の場合は通園している子供たちの表情にも注目してみてください。子供たちがキラキラとした笑顔で過ごしているようであれば、きっと楽しい保育園生活になるでしょう。
見学ポイント3:保育時間
保育時間は最も重要なポイントの一つです。パパ・ママの勤務時間を考慮して、無理なく送迎できる保育時間であることを確認しておきましょう。(※祖父母や兄弟、ベビーシッター等に送迎を頼む可能性がある場合は親以外のお迎えも可能か必ず確認しましょう。)延長保育がある場合は「スポット(単発)で予約できるのか」も確認が必要なポイントです。急な残業等が発生した際、当日の連絡で延長保育に対応してもらえると、仕事をする上ではとても助かります。その際は「夕食や軽食をつけることが可能か」「当日何時までの連絡で対応してもらえるのか」も見学の際に合わせて聞いてみましょう。仕事の都合で土日の出勤がある場合は、休日保育の有無も大きなポイントです。また、職場復帰の時期を明確にするためにも、「慣らし保育」のスケジュールをよく確認しておきましょう。
見学ポイント4:保育料金
認可保育園の場合は世帯の所得に応じて保育料が決まります。認証保育園やその他の無認可保育園は施設ごとに決定しています。お住まいの地域によっては助成金が出る場合もあるので、見学の際に保育園に確認してみましょう。延長保育の料金や支払方法も確認が必要なポイントです。給食・オムツ・ミルクなどの費用が別途かかる場合もあるので、注意が必要です。
見学ポイント5:給食
見学の際に調理室を見せてくれる保育園もあります。給食は子どもたちが毎日口にする大切な食事のひとつです。栄養バランスの取れた食事メニューになっているか、オヤツは手作りかなど確認してみると良いでしょう。特に注意したいのは認定こども園の場合です。幼稚園が母体の認定こども園の場合は調理室を保育園施設内に確保しておらず、外注しているケースが多くあります。その場合、どのようなメニューになっているか一度確認させてもらいましょう。
見学ポイント6:保育園の年間スケジュール
見学の際に見落としがちなポイントが年間スケジュールです。保護者の参加やお弁当が必要な行事がどれくらいあるか確認しておくと安心です。最近では英語教室やスポーツ教室を定期的に行っている保育園も多くあるので、興味のある方は確認してみましょう。
見学ポイント7:持ち物
保育園の持ち物も大事なポイントです。保育園指定の手作りグッズが必要な場合は準備に時間がかかるので、見学の際に細かく質問しておきましょう。手作りグッズの定番であるお昼寝用のシーツは登園時に持たせるだけのところもあれば、毎週親が布団にかけるところまで担当する場合もあります。また、トイレトレーニングを布オムツ・紙オムツのどちらで進めるかは保育園の方針によって大きく異なるポイントです。布オムツの場合は洗濯を自宅で対応するのか、業者がまとめて対応してくれるのか確認します。紙おむつの場合は一枚一枚に名前を書いて持参するケースが一般的です。親が体調をチェックする目的で使用済みオムツを返却する保育園もあります。
詳しくはこちらの記事でCHECK→最初の関門は保育園の入園準備!?「手作り」グッズを乗り切ろう!
見学ポイント8:呼び出し・休みの基準
保育園の通園が始まると保育園からの呼び出しはつきものです。想像以上の呼び出しの数に心が折れそうになるママも少なくありません。あらかじめ見学の際に保育園の呼び出しの基準を確認しておきましょう。38度以上の熱が出た場合、翌日は必ずお休みするという決まりを持つ保育園もあります。また、保育園での薬の服用が可能かどうかも大きなポイントです。保育園で薬の服用に対応していない場合は、朝・夕2回で薬を処方してくれる病院を探しておくと安心です。
★保育園見学の際に聞き漏らすことがないようにチェックリストを持っていこう!
・施設は安全で清潔ですか。
・玩具や絵本はどのようなものがありますか。
・外遊びをする園庭、もしくは近くに代替となる公園はありますか。
・保育園と自宅の距離は通える範囲になっていますか。
・通園する際に必要な自転車やベビーカーは保育園に置いておくことが可能ですか。
・園長先生や先生は保育園の方針をきちんと説明してくれますか。
・先生や職員の方は気持ちの良いあいさつをしてくれますか。
・園児は楽しそうに過ごしていますか。
・保育時間は無理のなく送迎できる時間になっていますか。
・親以外のお迎え(祖父母・兄弟・ベビーシッター等)は認められていますか。
・延長保育はありますか。スポットの予約・当日の急な依頼にも対応してもらえますか。
・お迎えの時間が遅い場合、夕食や軽食をつけてもらうことはできますか。
・休日保育はありますか。休日保育を利用できる条件はどんなものですか。
・慣らし保育期間の目安はどれくらいですか。
・保育料金はいくらですか。延長保育やミルク、オムツなど別途必要なお金はありますか。
・給食は栄養バランスが整っていますか。オヤツは手作りですか。
・年間スケジュールに親参加の行事やお弁当が必要なイベントがどれくらいありますか。
・毎日・毎週の持ち物にはどんなものがありますか。手作りが必須になっているものはありますか。
・オムツは布オムツですか。紙オムツですか。家での洗濯やごみの処理が必要ですか。
・お呼び出しの基準にはどんなものがありますか。(熱・症状など)
・保育園での薬の服用は可能ですか。
出典: はたらくMama+
1.見学は必ず2園以上行くと良いでしょう
「見学をしたいのですが、」と保育園に電話します。
部屋に親を入れない方針にしている園は「見学はお断りしています。」といわれるかもしれません。
見学に積極的な園は、日常の保育にも自信があり、保育内容、施設の衛生面などすべてにおいて良心的な保育をしている園だという判断の目安になります。
2.見学には子どもを連れて行きましょう
園庭や保育室で子どもが気に入った遊具や施設を見いだせるかどうかも、重要なポイントです。
3.その園の生活がよくわかる時間は、食事の時間です。
食器の種類や食事の内容など、園によって違います。
「準備の間は目をつぶって、手はおひざ」と10分ぐらいじーっとさせている園もあれば、テーブルに来た子どもから自分で準備をして食べるところもあります。
4.子どもたちの表情や動きを見てみましょう。
いきいきとしているでしょうか、硬い表情をしているでしょうか?
先生とどんな口調で話しているでしょうか。
子どもたちはひとりひとりよく遊んでいるでしょうか。
それともあばれたり走り回っている子が多いでしょうか。
5.先生の話し方、雰囲気はどうでしょうか。
先生たちは、どのような言葉遣いで子どもと接しているでしょうか。
いつも子どもと同じ視線で対話しているでしょうか。
園の規模が大きくなればなるほど、先生の声も大きくなりピアノや号令の出番が増えます。人数が多くても先生が子どもたちに静かに話しかけている園もあります。そういう園は人数は多くても子どもたちひとりひとりを大切にしようとしています。
6.部屋の雰囲気はどうでしょうか。
家庭のような居心地の良い雰囲気があるでしょうか?
原色の色画用紙で飾り付けてある部屋よりも、観葉植物やセンスの良い飾り付けをしてある部屋の方が子どもの感性が育ちます。
アニメのキャラクターが貼られていたり、遊びの時間にCDが流れている園は、専門的な勉強をしている保育者は少ないと考えて良いでしょう。
7.遊具の種類や置き方はどうでしょうか。
保育室に遊具が置いてあるでしょうか。
整理整頓されているかどうか、バランス良くいろいろな遊具が揃えてあるでしょうか。
子どもの手の届く位置に遊具が置いてある園は子どもの遊びを大切に考え、子どもが自分で生活することを大切に考えています。
8.絵本・ビデオ・テレビに注目
保育室にビデオ・テレビが置いてあるでしょうか。家庭でテレビ・ビデオを見ているのですから、保育園の時間くらい、たっぷり遊べる環境が欲しいですよね。
また、あえてテレビやビデオを見せないと保育方針を貫いている園では、保育環境や保育士の教育などにもこだわりがあり、初心者でも一目瞭然と、質の良さを確認できます。
9.見学の際にもらうと良いもの
○園のしおり、パンフレット ○給食の献立表
○購入用品一覧表 ○クラス便り・園便り
見学のポイントまとめ
●見学に好意的だったか。
●園児たちが、生き生きと楽しそうにしているか
●先生が、子どもの視線で話をしているのか
●子どもが、気に入った遊具や玩具があったか。
●部屋の中にアニメキャラクターであふれていたり、音楽が流れっぱなしになったりしていなかったか。
●テレビやビデオが置いてあったか。その見方はどうだったか。
●0歳児クラスで、ミルクを寝たまま飲ませていなかったか。
●泣いている子を放置していなかったか。
●自分の育児方針と合いそうか、どうか
出典: マミーズファミリー
★見学の時期はいつ?時間帯は?電話で予約するの?
保育園見学の時期に決まりはなく、1年を通して見学させてもらえることが多いので、4月入園を希望する場合は、9月や10月の秋頃に見学させてもらいましょう。4月入園の申込時期は行政によって異なりますが、例年11月~12月頃までが期限になっていることが多いので、遅くとも11月までには済ませておきましょう。見学の時間帯は午前10時~11時頃がベストです。9時台はまだ登園でバタバタしており、11時以降は昼食やお昼寝、お迎えと忙しいためです。
また、保育園見学の予約は電話でするのが一般的ですが、電話の時間には注意が必要です。見学同様、午前10時~11時、またはお昼寝の1時~2時頃が保育園側としても電話を受けやすいですよ。
★保育園見学の服装や持ち物は?
基本的に考えすぎる必要はありません。動きやすい普段着で、スリッパと筆記用具を持参しましょう。服装だけで判断されて可否が決まる、などというものはありませんが、ジーンズや裸足などのラフすぎる格好は控えると無難ですよ。正装である必要はありません。
★保育園見学、6つのポイント
1. 子供の様子
保育園 子供の様子
在園している子供を、入園後の我が子と重ねてみてみましょう。表情は明るいか、元気に走り回ってるか、笑い声が聞こえるか、子供達の泣き声も重要な判断材料になります。たとえ乳児であっても穏やかに過ごせていれば何度も泣くということはありません。あちこちで頻繁に泣き声が聞こえてくるようであれば要注意です。
2. 保育士や職員の様子
子供への話し方はどうか、おもちゃに子守りさせてないか、テレビばかり見せていないかといった保育士の行動や言動はしっかりと確認しておきましょう。何より保育士が笑顔で余裕を持って子供達と接しているかを見ておきたいですね。大人に余裕がなければ、一緒に過ごす子供達も悲しく寂しい気持ちになってしまいます。また協力して前向きに楽しそうにしているかなど、保育士や職員の関係性も見ておきましょう。
3. 施設の安全性
子供を安心して預けるために、園の耐震設備、防災設備は重要なポイントです。特に2階以上の施設の場合は避難経路がきちんと定まっているかなどの安全性をきちんと確認しておきましょう。
4. 保育室のスペースや清潔さ
保育室では赤ちゃんが静かに眠れる場所があるか、子供が動き回れる十分な広さがあるか、清潔かも大切なポイントです。赤ちゃんから6歳児までを一緒に保育するのは危険ですので、園内のスペースの分け方はしっかり見ておきたいですね。掲示板や壁面の装飾にも園の雰囲気が出ますよ。
5. 給食(食事)内容
バランスのとれた献立かどうかはもちろん、味や量が我が子に合っているかも大切です。特にアレルギー持ちの子に対しての対応は別献立を用意してくれるところもあれば、お弁当持参のところもあるのでしっかり確認しておきましょう。どちらがいいのかはママ次第ですが、ご家庭の生活スタイルによく合ったところが理想ですね。
6. 園の遊具や周囲の状況
保育園で長い時間を過ごす子供にとって、近隣の治安がいいということは大切なポイントです。保育園見学の時に周囲も散歩して、安心・安全な場所かをきちんと把握しておきましょう。特に園庭のない保育園の場合は子供達を近くの公園で遊ばせるので、どの公園で遊ばせるのかや公園の遊具も確認しておくとさらに安心感が高まりますね。
★保育園の見学ではどんな質問をすればいいの?
保育園の担当者さんが聞かれて回答に困るような内容はせず、時間を考慮して、本当に聞きたいことをいくつか質問するようにしましょう。ホームページやパンフレットでわかる情報を質問するのは避けましょう。ただ、働くママへの理解がどれくらいあるのかは気になりますよね。直接的に聞くのは憚られると思いますので、考え方を感じられるような質問ができるとベストです。
質問例
● 入園の受付開始はいつか?
● 給食のアレルギー対応はしてもらえるか?
● 保護者懇親会や個人面談はあるか?頻度はどれくらいか?
● 年間イベントはどのようなものがどれくらいの頻度であるか?保護者のイベント参加率はどれくらいか?
● 延長保育をする人は多いのか?何時までの人が多いか?
● 縦割り保育はあるのか?
● 感染症が流行ったときの対応はどうしているのか?
● 待機児童はどれくらいいるのか?いつ頃から入れるのか?(認可外の場合)
★保育園見学は、選ぶうえで大切なポイント
いかがでしたでしょうか?まずは子供と一緒に見学に行き、園の雰囲気を感じてみましょう。保育園の空気に触れ、色々と見て回ったり、先生に質問したりすることでわかることがたくさんあります。子供が楽しく保育園に通うと、ママは安心して仕事ができます。子供のためにも自分のためにも、自分たちに合った保育園を見つけられるといいですね。
出典: 子育てハック